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2008年8月22日 (金)

布おむつは紙おむつより環境にやさしいか?(7)

これまで6回に渡って布おむつと紙おむつの環境負荷について見てきた。第2回で「おむつのエコ論争に勝者なし」とのBBC記事をまず紹介した。その後この記事の出典元となっている英国環境庁の報告書を読み、「布おむつの方が紙おむつより環境にやさしい(環境負荷が低い)」という私なりの結論に至った。第6回で紹介したように、このおむつ論争にはまだ最終的な決着がついていないようなので、引き続き今後の推移を見守りたいと思っている。

ところで、第3回で紹介した通り、英国環境庁の報告書にはおむつの環境負荷について下記のような記述がある。

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「枯渇性資源の消費」と「地球温暖化」の項目に関しては、1人の子供が2年半おむつを使うと、車を1,300~2,200マイル(約2,100~3,500km)運転するのと同じくらいの環境負荷が生じる。
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これは果たしてどのくらい大きな環境負荷なのだろうか?まず思いつくのは、1年で車を1万キロ以上運転するという人はザラにいるということだ(日本の乗用車の年間平均走行距離は約1万キロ)。これはつまりそういう人はおむつを使うのを止めるより車に乗るのを止めた方がよっぽど環境にやさしいということだ。また、2,100~3,500kmの走行距離というのは、ガソリン1Lあたり10kmの燃費、1LあたりのCO2排出量が2.36kgで計算すると、約500kg~800kgのCO2排出量となる。これは2年半分なので、1年あたりでは200~320kgのCO2排出量ということになる。JCCCAによると、1世帯あたりのCO2排出量は、年間5,200kgとのことなので、おむつによるCO2は家庭全体ではそれほど大きな割合を占めているわけではなさそうだ。
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余談になるが、人間が呼吸によって排出するCO2は1人あたり1日約1kg、つまり1年で365kgにもなるそうだ。これはおむつからのCO2排出量(200~320kg)を上回る。当たり前だが、我々は生きているだけで大量のCO2を排出しており、どんなに頑張っても(死なない限り)CO2の排出量はゼロにはならないのだ。

紙おむつと布おむつ、どちらを選んでも環境負荷は生じるが、我々の生活全体から見るとそれほど大きなものではない。どちらを選択するにせよ、自分の生活全体を見直し、自らの行動が環境にどのような影響を与えているかよく理解し、それを少しでも減らしていく努力をすることが必要だと感じた。

さて、今日の晩御飯は、豚スペアリブの香草グリル焼き、冬瓜(とうがん)のスープなど。冬瓜は以前から何となく気になっていた夏野菜だが、今日大地を守る会の宅配野菜に入っていたので初めて使ってみた。あっさりした味だが、さっくりした食感が良かった。
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★今日の一枚
ここ3日ほど、頻繁に寝がえりを打つようになった。ふと見るとうつ伏せになっている。ただし、まだ自力では仰向けに戻れない。居心地が悪いのでジタバタはするが、どこにどう力を入れればいいのかまだ分かっていない様子。
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