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2008年9月10日 (水)

おむつなし育児

これまで、「布おむつは紙おむつより環境にやさしいか?」と題して計7回の記事を書いてきた。繰り返しになるが、「布おむつの方が紙おむつより環境にやさしい(環境負荷が低い)」というのが私なりの結論だ。

しかし、これは言い方を変えれば、「布おむつ、紙おむつどちらを使っても環境負荷があるが、布おむつの方がマシ」という言い方もできる。布おむつにしても、原材料として綿や羊毛、化学繊維を使うことや、洗濯の際に洗剤や電気を使うことからは逃れられないからだ。

これに関連して、一昨日友人から布おむつも紙おむつも使わない「おむつなし育児」なるものがあると聞いた。今年の8月10日と17日の毎日新聞に掲載され、一部で話題を呼んだようである。

その記事はこんな内容だった。普通おむつは3歳になるまでに取れれば良いとされるが、生後2ヶ月にもなると、赤ん坊は排せつの前に、足をばたつかせる、声を出す、気張るなどのサインを出す。これを親が注意深く観察することで、トイレやおまるでおしっこやウンチをさせることが可能だという。そしてこのおむつなし育児は生後6か月になる前にやるのが効果的で、それを過ぎるとおむつに排泄するのに慣れてしまう。また、アフリカ南部のモザンビークや東南アジアのバングラデシュなどでは、おむつなし育児がむしろ一般的なのだという。

なるほど・・・。そう言えば、学生時代にしばらく滞在した中国では小さい子が股割れズボンを履いていて、道端でよく排泄をさせていたことを思い出した。日本は水資源が豊富なので布おむつを毎日ジャブジャブ洗うことができるが、水資源があまり豊かではない国・地域では布おむつを毎日10枚も洗うことなど到底できないに違いない。また、紙おむつを使い捨てるほど豊かではない国もある。そんなところではおむつは使われていないのだろう。

「おむつなし育児」で検索すると、こんな記事も見つかった。イングリッド・バウアーという米国人?が「Diaper Free(おむつなし)」というのをかなり前から提唱しているらしい。ニューヨークタイムスの記事には、生後7か月でおむつなしで寝ることのできるハンナちゃんの記事が載っていた。09diapers_1841



















また、この記事によると、世界の子供の50%以上は1歳になる前にトイレトレーニングをするという。つまり、3歳までおむつを使う赤ん坊の方が世界では少数派ということになる。

私の推測では、経済発展につれ、これまでおむつを使っていなかった生活者まで紙おむつを使うようになる。おむつの高吸水性樹脂を作っている日本触媒のHPには、「紙おむつの国内普及率はほぼ100%ですが、世界的に見れば使っていない地域はまだまだ多い。例えば、中国の普及率はまだ5%にも満たないと言われています。子どもの人口も増えていますし、ニーズは年々高まっています」という記述がある。ユニチャームのHPには、「現在、インドネシアにおけるベビー用紙おむつの普及率は約20%ですが、2010年には、数量ベースで約2倍に拡大することが見込まれる有望な市場です。」という記述もある。紙おむつ市場の拡大はメーカーにとっては売上増につながるが、もし、世界中の子どもが紙おむつを使い始めたら地球環境は一体どうなってしまうのか心配だ。「おむつなし育児」のノウハウ確立はひょっとしたら地球を救うかも知れない!

世界の半分以上の赤ん坊にできるのなら、マホにもできるかも知れない。また、そういう目でマホを観察するのも面白いかも知れない。ということで、「おむつなし育児」にトライしてみることにした。

「おむつなし」とは言っても、いきなりおむつを外すのはあまりにリスクが高い。まずは排泄のサインを見つけ、用意しておいた洗面器に排泄させることにした。しかしこれは想像通り難しい。まずおしっこは何のサインにも気付かずいつの間にかおむつが濡れていた。ウンチは気張るような素振りに気付いたが、間に合わなかった・・・。

チャンスをうかがって、やっと成功したのがミルク後にマホを洗面器の上で持ち上げた時。「シー」というおしっこ音を何度か耳元で囁いたところ、何と本当におしっこをしたではないか。しかし、洗面器ではどうも具合が悪く、マホを支えていた私の手におしっこがかかってしまった。マホも居心地が悪かったらしく大泣き。妻に洗面器を持ってもらい、私はマホを抱えてそのまま風呂場に直行し、沐浴させた。これが記念すべき初めての成果物。まさに黄金の液体だ。
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どうも簡単にはいかなそうだが、マホのトラウマになるようなスパルタ式ではなく、ぼちぼち様子を見ながらやってみようと思う。「おむつなし育児」の話題がこのブログで二度と出なかったら失敗したか、諦めたと思って頂きたい。

さて、今日の晩御飯はゴーヤーチャンプルとサンマの塩焼き。旬の魚はやはりうまい。

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★今日の一枚
パパ:「マホよ、おむつなし育児で共に地球を救おう!」
マホ:「単なる好奇心で、おかしなことにワタシを巻きこまないでくれない?」
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コメント

おはようございますsun
おむつなし育児あたしも興味があります
といってもこの2~3日で少しネットでみただけですがsweat01
トイレットコミュニケーションというのをやってみようかと
生後6か月になる前にやるのが効果的、ってそうなんですね?!おまる買わなきゃsign03
またぐタイプと座るタイプで迷ってます
どっちがいいんでしょうねcoldsweats01

投稿: まぁ | 2008年10月29日 (水) 11時48分

おむつなし育児のことを知った後、意気込んでベビービョルンのイス型オマルというのをアマゾンで購入しました。

でもマホはまだおまるに座るのは好きではないらしく、あまり活用できていません。

おむつなし育児のその後のこともそのうち書こうと思いつつそのまま・・・。もちろん、うまくいっていません(笑)。やはり簡単にはいきませんねぇ。

投稿: 育休パパ | 2008年10月29日 (水) 17時06分

はじめまして!
ストックホルムのKarinといいます。
息子が9か月を過ぎてから布おむつ生活を始めました。
育休パパさんの「布おむつは紙おむつより環境にやさしいか?」の記事に感動しました!
自分のやっていることが少しはエコになっていると思えて嬉しかったです。
トラックバック(ってしたことがないのですが、、)させていただくと思います。
よろしくお願いします。

投稿: Karin | 2008年12月22日 (月) 05時20分

初めまして!
スウェーデンで育児ですか!

そちらでは男性の育児休暇取得率が9割だと聞きますが、ベビーカーを押している男性も多いのでしょうかね。

異国での育児は大変そうですが、お互い布おむつ育児、がんばりましょう!

投稿: 育休パパ | 2008年12月22日 (月) 23時38分

育休パパさん
そうなんです!もう見慣れてしまいましたが、ベビーカーはパパさんが一人でおしている姿は結構「普通」です。
私たちが通っているベビースイムもちゃんと「パパ用クラス」がありますし、健診などでもパパさんに会うことも多いです。
基本的に「扶養」という概念がないので、共働きが普通のことであり、育児参加も子供をもつ親として「当然」という感じです。
社会制度自体が違うので、簡単な比較はできませんが、子育てするにはとてもいい環境だと思います♪
長々失礼しました。

投稿: Karin | 2008年12月23日 (火) 04時37分

日本でも育児休暇を取るなどして子育てを積極的にやる男性は増えてはいますが、まだ少数派です。

ベビースイムにパパ向けクラスがあるのはうらやましい・・・。そういう機会があれば、パパ友もつくりやすいでしょうね。

そう、そちらでは共働き家庭が多いため、円満な家庭運営のためには男性も育児をやらざるを得ないらしいですね。そんなスウェーデンも昔は育児をするのが女性というのが一般的だったそうですから、日本もがんばればきっと変われますよね。

投稿: 育休パパ | 2008年12月24日 (水) 01時37分

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