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2008年12月18日 (木)

あるパパの嘆き

「いやー、パパって一度も呼んでくれないんだよ」

これは1歳半の男の子のパパ、T氏がため息交じりで漏らした言葉だ。

今日大学時代のゼミの仲間4人と忘年会をやった。場所は新宿三丁目の雑居ビル2Fの小さな中華料理屋。ビールや紹興酒を飲みながら近況を報告し合う中で出てきたT氏の言葉には感情がこもっていた。
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T氏はテレビ局の報道記者。子どもが生まれてから特に忙しい部署に異動になり、「夜討ち朝駆け」を地で行く多忙な生活を送っている。取材のために朝5時に家を出て、帰宅は12時を過ぎることも珍しくないという。立派なお腹をしているので聞いてみると、12月は宴会のシーズンのため、取材先と毎日のように飲み会(情報交換会兼接待)をしており、ますます家に帰るのが遅くなっているそうだ。

というわけで、育児はほぼ奥さんに任せきりになってしまい、平日は子どもの寝顔を見るだけ。当然ながら、子どもはママっ子になってしまう。最近は「ママ」など片言の言葉をしゃべるようになったそうだが、「パパ」は一度も言わず。「パパ」と教え込もうとしても「何のこと?」とキョトンとしてしまう。T氏が抱っこしようものなら泣き声を上げ、顔を引っ掻いたりつねったりで本気かつ全力で逃げ出そうとする。

T氏の話を聞いて思ったのが、子どもと過ごす時間と子どものなつきの度合いはある程度比例するということだ(特に子どもが小さいうちは)。パパがいつも家に居なければ、子どもにとっては他人と変わらなくなってしまう。また、この状況は悪循環を生むということだ。つまり、こんな構図がありそうなのだ。

<パパの悪循環>
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T氏を問い質してみると、仕事が忙しいことに甘んじて家に早く帰る努力を怠っている面は否めないという。自宅より職場の方が居心地が良さそうな男性は誰しも心当たりがあるのではないだろうか。「父親不在」が続くと、夫婦関係に亀裂が入ったり、子どもの成長に悪影響が出たりする懸念がある。T氏には問題が深刻化する前に一念発起し、ぜひ立て直して欲しいものだ。私としても、仕事復帰後の働き方を考えるうえでとても参考になった事例だった。私だって決して油断はできない。

★今日の一枚
離乳食の食事中、もごもごとしゃべる。
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パパ:「マホ、いまパパって呼んだ?」
マホ:「プァプァって言っただけ」

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コメント

こんにちは。ママだけでなくパパも色々と大変ですね。

私の友人も同じように悩んでいました。彼女は毎日曜日の30分、父子だけで散歩に行かせて「パパの悪環境」を立て直したらしいです。いろんな話をしながら一緒に歩いたとか。

パパを見上げるマホちゃんがたまらなくかわいいです。

よいクリスマスを!

投稿: みみ | 2008年12月20日 (土) 09時59分

コメントありがとうございます。

彼の子どもは1歳半なのでまだしゃべれませんが、もう少し大きくなって話ができるようになった時が立て直しのチャンスかも知れませんね。

貴重なアドバイス、T氏に伝えておきます。

みみさんもよいクリスマスを!

投稿: 育休パパ | 2008年12月20日 (土) 10時51分

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