カテゴリー「プレパパ時代」の1件の記事

2008年12月 2日 (火)

1年前の今日

今日は私の33歳の誕生日。日中はいつもと変わりなくマホの面倒を見ながら過ごした。最近は離乳食をモリモリ食べる。今日は定番の野菜粥、りんごに加え、初めて白身魚(焼いたカレイ)を食べさせてみた。
Dscf1779
















箸で身を割いてそのまま口に入れるとモグモグと噛んで食べる。今後は動物性タンパク質も食べさせることにしよう。

ところで、昨年の今日はマホはまだ妻のお腹の中にいた(妊娠5か月)。私は何をやっていたかというと、鎌倉の建長寺で1泊2日(12月1日、2日)の「蝋月宿泊座禅会」に参加していた。建長寺は「臨済宗建長寺派」の大本山で、日本で最初にできた禅寺だそうだ。うちの近所にある建長寺派の寺の座禅会に気まぐれで参加した際に、この宿泊座禅会のことを知って興味をもち、子どもができる前に参加してみることにしたのだ。

建長寺派の寺というのは日本各地にあるそうだが、そこのお坊さんになるには建長寺で2年間の厳しい禅の修行をしなくてはならないという。蝋月宿泊座禅会はその修行のミニチュア版(マネごと)のようなものだ。

大広間に集まった参加者は60名ほど。平均年齢は45歳くらいだろうか。男性が多かった。座禅会では3度の食事があったが、それ以外は皆で揃ってお経を読むか、座禅をする。夜も座禅の「自主練」があり、寒さの滲みる寺で各自座禅。夜は広間で雑魚寝。朝は5時に起床してまた座禅。朝食後にまた座禅の後、部屋の掃除、そしてまた座禅。

この座禅会にはいくつかの興味深いルールがあった。参加者同士の私語は禁止(休憩時間も)、歩く時は手を前に組む(禅は坐っている時だけではないとのこと)など。食事ではお代わりはできたが、食べものを大事にするという理由から、残すことは厳禁。食べ切れないと思った人は食べる前に申告してご飯の量を減らしてもらう。食器を置く音や汁をすする音を立てるのも厳禁。

普段自由気ままに暮らしている身としては、座禅を組む際に足がたまらなく痛くなったし、正直に言うと座禅中に睡魔に負けてしまった時もあった。前述のルールを守るのも一苦労だった。

そんな合宿で忘れられない味は、建長寺が発祥と言われるけんちん汁だ(建長汁がなまったという)。昔はくずれた豆腐や野菜の皮などを使って作っていたそうだが、座禅会の食事で出たものは、どこぞの料亭に出されてもおかしくない、ちゃんとした材料を使ったおいしいもの。修行に来たのも忘れてお代わりをしてしまった。

そんなこんなで厳しい?合宿は2日目の13:00に終了。悟りの境地に達するとまではいかないものの、少しは煩悩が減るかと思いきや、鎌倉駅に着くまでに色々な店で買い食いをしたり、お土産を買い込み、煩悩丸出しで家路についたのだった。

さて、今日は近所のもつ焼き屋で親子3人で誕生日パーティーというか食事。もつ焼きやもつ煮込みに生ビールが進んだ。マホにはもつ焼きはまだ早いので、昨日の焼き芋で何とか機嫌をもたせた。
Dscf1802








家に着いたら誕生日ケーキ。妻が買ってきてくれたケーキ、私の母親が作ってくれたパイ、広島に住む妻の母親が送ってきてくれたお菓子(なぜか北海道産)が勢ぞろい。こんなことは人生初(しかも最後?)のことである。
Dscf1825





座禅よりこっちの世界の方がつくづく向いているなぁと思った次第だ。

<追記>
今年の蝋月宿泊座禅会は12月6日、7日にあるそうだ。興味のある人はぜひご参加を。得難い経験ができることは保証する。

★今日の一枚
離乳食の白身魚をほうばる。
Dscf1782









パパ:「去年の今頃は、お魚もお肉も食べられない厳しい修行をしてたんだよ。」
マホ:「けんちん汁食べに行っただけでしょ?」

| | コメント (0) | トラックバック (0)